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2011年12月30日 (金)

感謝

ご無沙汰です。

しばらく風邪をひき、寝込んでいました。子供のサッカー観戦の帰りに喉が痛くなり、それから1週間ほど体調がすぐれず、ようやくよくなってきました。どうも年末に体調を崩すことが多いようです。

さて、今年も残りわずかとなりました。ふり返るのが、これほど困難な1年もなかったような気がします。ただ、先を急ぐのではなく、何度もふり返りながら、前へ進むべきだと思います。

来年は、春から新たな連載を3本始める予定です。忙しくなりそうですが、楽しみにしています。そういえば、来春、人の前で話をしてもらいたいと頼まれました。講演会というと大袈裟なので、お話会くらいに考えて引き受けさせていただいたのですが、どうなることやら。たぶんうまくは話せないでしょう。うまく話せたら小説家になどなってはいません。しかし、引き受けた以上、自分に話せる可能性のある話を選ぼうと思います。

来年は小説を発表してから7年目となります。小説家として生きるようになって5年目。今の境遇に感謝をしつつ、自分なりに創作活動に励んでいきたいと思っています。この1年間、たわいもない僕の雑文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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2011年12月13日 (火)

『ホームグラウンド』制作日記①

少し前のことになるけれど、角川書店制作部より封書が届いた。なかには文庫版の『サッカーボーイズ13歳 雨上がりのグラウンド』が入っていた(印刷見本として)。そして以下の文章の記された紙が同封されていた。

「拝啓

 ますますご清祥のことと申し上げます。さて、御高著の重版が出来上がりました。検印証を同封するとともに、お知らせ申し上げます。なお今後ともよろしくお願い申し上げます。

                                             敬具」

 検印証には、「書名 サッカーボーイズ 13歳 雨上がりのグラウンド 9版 上記検印(押捺省略)正に領収いたしました」とあった。本書は『サッカーボーイズ・シリーズ』の2巻目にあたる。とてもありがたいことです。

さて、先週は出版社の編集の方と地元で打ち合わせがあり、同じく地元でサッカー関連の媒体の取材を受けるなど、僕なりに多忙。年内にもう一度海の近くの家で自主的に缶詰になろうかと企てたが、断念した。そうこうしているうちに、来年2月に発売予定の新刊『ホームグラウンド』のゲラが届く。以下、担当編集者である本の雑誌社、S江さんからの手紙を無許可で掲載。

「お世話になります。

『ホームグラウンド』の直しを反映したゲラが出来ましたので、郵送させていただきました。一応これで最後になりまして、お忙しいところ恐縮ですが12月26日(月)までにお戻しいただければと思います」

また、本のカバーには、広く世界のサッカーを撮り続けているカメラマンの近藤篤さんの写真を使わせていただくことが決まった。写真は僕とS江さんで選んだ。とても気に入ってます。近藤さんはサッカーの写真はもちろん、エッセイもすごく素敵。ヨカッタ。

今日は家人が風邪をひいたため、僕が息子のサッカースクールの送迎をすることに。スクールが行われる体育館までは車で片道約30分。一度家に帰ると2往復することになるので、『ホームグラウンド』のゲラを持って、車で出かけ、息子の練習中にガソリンスタンドに併設された喫茶店でチェックをした。最後のゲーム形式の練習だけ拝見。

帰ると『ホームグラウンド』の帯のコピー案が届いていた。

現在はこのような仕事と5月に発売予定の新刊の推敲を進めている僕なのであった。

↓ゲラ(コピー)です。わかりにくいかと思いますが、このようなかたちのものに、赤ボールペンで直しを入れていくわけです。

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ゲラの目次を拡大 ↓

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そういえば、先日の柏レイソルとモンテレイの試合、すごく面白かった。クラブ杯、次のサントスとの試合も期待してます!

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2011年12月10日 (土)

幻のチケット

読者のTさんから貴重な画像を送っていただきました。それは、1枚のあるチケット。拙著『帰宅部ボーイズ』を読んでいただいた方ならば、ピンとくるかと思います。多くは語らず。

Tさん、ありがとうございました。あなたは幸せ者だ。

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2011年12月 7日 (水)

黄金を拾う

師走である。

先日、ある人に会うと、占いをしたそうで、来年の運勢がひどくよいと言われ、大変喜んでいた。人とは、単純なものだと思った。

昨日、ふらふらと地元にあるホームセンターに出かけた。ひとりで歩いているときのこと、ふと気配を感じて立ち止まると、足下になにか落ちていた。「えっ?」と思わず声を漏らし、周囲を見回す。近くには人の姿はなかった。どうしてこんなところに、と驚く。それは18センチほどの大きさでまばゆい金色をしていた。おまけに、ピチャピチャと床の上ではねている。困惑したが、相手は生き物なので、急いで両手ですくい上げ、横にある大型の水槽に入れてやった。水槽のなかには、同じ色の鯉がうようよと泳いでいた。そこから飛び出してしまったようだ。水槽には張り紙があり、『黄金』と書いてあった。どうやらそういう名前の鯉らしい。いつのまにか自分がペットショップを歩いていたことに気づく。私は生臭くなった手をどうしたものかと思いつつ、黄金を拾ったことに、これは近い将来なにかよいことが起こる予兆ではあるまいか、と顔をほころばせた。

家に帰ると、さっそく黄金を拾った話を家族にしてやった。

人は、案外簡単に幸せを感じることができる。

来年がよい年でありますように……。

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2011年12月 5日 (月)

本のタイトル決まる。

柏レイソル、優勝おめでとうございます。サッカーは11人でやるスポーツではない、とあらためて痛感させられました。チーム力で優勝を勝ち取った。そんな印象を強く持ちました。

先週は打ち合わせが一件。編集担当の方に地元まで来ていただいたので、お店を予約しておきました。打ち合わせに向いている店というのは、ありそうでなかなかない。特に田舎の町では。いい店が見つかってよかった。

打ち合わせでは、来年の2月に発売する長編の本のタイトルが決まった。「本の雑誌」という雑誌に連載していた際は、『サッカーストーリーズ』というタイトルだったのだが、最初の原稿を書くと、話は思わぬ方向へ展開することになった。担当の編集者の方も、さぞや驚いたと思う。僕だって驚いた。だって最初の話では、短編という約束だったのだから。相談すると担当の編集者さんは、快諾してくれた。だからこそ、書けた。書き終えたとき、なんだかとても不思議な感覚だったのを覚えている。先日、初稿のゲラを読み終えたときも、そうだった。

本のタイトルは、『ホームグラウンド』に決まった。もうこれしかない。小説が素晴らしいのは、自分が何者にでもなれる、ということ。その喜びを噛みしめながら書いた気がする。

今回は本ができるまでの進行を紹介しようかと思います。こんなふうにして、本はできるのか、と、ちょっとは感じていただけたらうれしい。あくまで僕の本の場合ですけど。

そういえば、今週も打ち合わせが1本あるぞ。

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