☆ 新刊案内 ☆

『サッカーボーイズ卒業 ラストゲーム』 (角川文庫)

発売中です。

県大会出場をかけた大事な試合で、遼介は右膝を痛めて負傷交代し、試合にも敗れてしまう。さらに監督の草間がベンチで倒れ、入院してしまった。遼介たち3年生にとって中学最後の大会となる夏の総体が1ヶ月後に迫るなか、キャプテンと監督を欠き、不穏な空気に包まれる桜ヶ丘中サッカー部。3年間をともに過ごした仲間たちとの、最後の夏がはじまる――。真っすぐでがむしゃらな少年たちを描いた傑作青春小説、堂々の完結。(文庫カバー紹介文より)

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☆『サッカーボーイズ シリーズ』既刊

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ジュニア版 角川書店つばさ文庫

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『サッカーボーイズ・シリーズ』は累計55万部を突破したそうです。5巻にわたる長編サッカー小説を書くことができたことをとても幸せに思っています。本シリーズにかかわっていただいたすべての方、そして、読者の皆さんに深く感謝しています。ありがとうございます。

はらだみずき

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2016年8月 5日 (金)

本日の収穫

我が家の裏庭にある畑の収穫。シシトウ、トマト、ブルーベリー。鉢植えのブルーベリーの実は、多くが鳥のエサになった模様。粒が小さくなってきたため、秋には鉢と土を変えたほうがよさそう。シシトウとトマトは、毎年たくさん収穫できます。

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2016年8月 4日 (木)

このところのこと

先週の土曜日は、約1ヶ月ぶりにチームの練習に参加。アップから笑い声が響き、いい雰囲気でチーム分け、いつものようにミニゲームへ。

気温30℃を超える炎天下でしたが、約2時間、転んだけれどたいしたケガもなく、サッカーを楽しむことができました。チームに在籍してから早いもので5年が経ちました。僕にしてはとても長続きしています。それはやはり気持ちのよい仲間のおかげだと思っています。

月曜日には、遠征から帰ってきた次男から連絡が入り、「明日から休み」とのこと。ずいぶん突然だなと思ったものの、翌火曜日に、僕が車を走らせ、迎えに行きました。3月に入寮してから初めての帰郷です。帰り道、いろいろな話を聞かせてもらい、帰宅後、高校総体の決勝、千葉ダービーをテレビ観戦しました。

今日の夕方は、最近近くにできたチェーン店系の喫茶店で新刊のカバーに関する打合せをしました。予約のできない店で、訪れたことがないため、僕が少し早めに店へ行き、打合せに使いたい旨を伝えたところ、若いウエイトレスさんが、一番奥の静かな席へ案内してくれました。もし席を移動したい場合は声をかけてくださいという言葉をもらい、丁寧な接客に感心しました。おかげさまで、とても快適に打合せをすることができました。編集者のNさんとは、たまには昼間に真面目に打合せをするのもいいものだね、と笑い合ったくらいです。

夕飯の際には、長男も帰ってきてくれたので、ひさしぶりに家族全員で過ごすことができました。テーブルの上には、子供たちの好物の手料理が並びました。

次男の休みはそれほど長くありません。おそらく次に帰って来られるとすれば正月とのこと。明日にでも近くの運動公園へ行き、ひさしぶりに一緒にボールを蹴り合おうと思っています。

そういえば少し前にレンガを買った話を書きましたが、その後、同じ古レンガを買い増しして、花壇を作りました。レンガを積むのは、どこか小説を書くのに似ている気がします。ひとつひとつ大きさや微妙に風合いのちがうレンガを選びながら、一段ずつ積み上げていく地道な作業です。そのせいか、僕には合っているようで、約1週間ほどかかりましたが、楽く仕上げることができました。

手作り花壇にはさっそく花を植えました。こんな感じです。↓

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2016年6月24日 (金)

本日の収穫

今年は畑に植える作物の苗をかなり減らしました。というのも、実った作物を食べる口が減ったからです。とはいうものの、これまで育てた果樹もあるし、春に少しばかり苗を植え、収穫を楽しんでいます。

とりあえず今日はふたつ。

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ラズベリーは勝手に増えていきます。この実自体が種なわけですから、そこらへんに投げておけばよろしい。

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ししとう。フライパンで炒めて塩胡椒、そして仕上げに粉チーズをふっていただきます。庭でビールのおつまみに最適。

以下は、今後収穫が期待できそうな方々。

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清美オレンジのはずですが、どうもちがうような気がしています。

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鉢植えのブルーベリーは毎日かかさず水をやらねば。挿し木でだいぶ増やしました。

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去年ひとつだけ収穫できたレモン。今年はどうだろうか……。

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かなりほったらかしの庭であることがわかります。

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2016年6月11日 (土)

レンガを買いに

先日、単行本で3刷と健闘してくれた「帰宅部ボーイズ」が、文庫でも3刷が決まったと担当編集者の方から連絡をいただきました。本が増刷することは、出版社、作家にとって喜ばしいことですから、多くの場合お祝いをするのですが、そうそうあることではないので、個人的にもするようにしています。以前は、自分の靴を買っていました。サッカーのスパイクの場合もありました。お気に入りのバラにしたこともあります。しかし今回は、レンガにすることに決めました。

そういえば、以前、石を買いに行ったことを書いた記憶がありますが、天然石ではなくレンガです。このあたりでは一番レンガの種類が豊富であろうホームセンターへ行くと、僕好みの国産の中古レンガを発見し、さっそく台車に積み込みました。この手のレンガの場合、色合いもそうですが、大きさも微妙にちがっているので、時間をかけて選びました。軍手を持参しなかったのを後悔しつつ。

結局、家に運んだレンガは50個。

そのレンガでなにをするかは、またのお楽しみで。

今日は、高校総体のブロック予選を勝ち上がった高校による県1次トーナメント決勝戦を2試合観に行きます。勝てばベスト16、決勝トーナメント進出。じつは小説「サッカーの神様をさがして」のモデルとした母校も勝ち上がっているので楽しみです。勝ち上がれば、小説のような夢が広がります。

高校サッカー小説「名もなき風たち サッカーボーイズU16」の続編の連載が電子書籍「文芸カドカワ」でこの夏より始まります!

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2016年6月 2日 (木)

芝生へ向かう

先日の土曜日は、朝から千葉大学を訪れ、夕方まで過ごしました。日本芝草学会より依頼を受けた講演の時間よりかなり早く着いたので、校庭芝生の維持管理や、都電荒川線、富山ライトレールでのセダムによる軌道緑化の研究発表などを、学生にもどったような気分で、聞くことができました。

シンポジウム「芝生に集う」の僕の基調講演では、小説「ホームグラウンド」を題材に、芝生の魅力について語らせていただきました。会場は、長年芝草にたずさわってきた学会の関係者の方々が席を埋めていますので、当然緊張しました。あまりうまくしゃべれたとは思えなかったのですが、その後の討論会や、学生会館に移ってからの親睦会では、あたたかな感想を多くの方から直接いただき、とても貴重な時間を過ごせたと思っています。

僕の好きな芝生、そしてグラウンドカバープランツの世界が、かなり広がった気がします。小説「ホームグラウンド」は、理想の芝生広場を描いた夢物語ですが、まさにそのストーリーと同じように試行錯誤しながら実践し、また研究している方々の話に触れ、ここにいる人達が夢を実際に実現させていくのだろうと思いました。

そして、翌日は真っ青な芝生の上でサッカーをプレーしました。講演でも話しましたが、僕は高校3年間で一度も芝生の上でサッカーの試合をした経験がありませんでした。しかし今は、毎月のように芝生のピッチで、僕がそこに立つ意思さえあれば、プレーできる機会があります。それはまさしく夢のような話が現実に起こっているのです。

スポーツターフとしての芝生、そして自由に遊べる身近な芝生広場がもっともっと増えれば、子供たち、そして大人達の笑顔も増えるような気がします。

今週末も僕には芝生のグラウンドでの試合が入っています。同じ日に、別の芝生のグラウンドで息子のチームの試合があります。どちらに行くべきか迷っています。いずれにしても、僕は週末、青々とした芝生のグラウンドへ、いつものように向かうでしょう。

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2016年5月25日 (水)

小説『ホームグラウンド』紹介

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小説「ホームグラウンド」について  秋篠周太郎(日本芝草学会評議員)    

小説「ホームグラウンド」は、森山颯太少年とその父親和彦がサッカーのできる場所を探し歩き、行く先々で断られるなか、偶然にも近所で見事な芝生のグラウンドに出会う場面から始まる。
 なぜここに芝生のグラウンドがあるのか、それはどうやって出来上がったのか。この小説は伊達雄蔵と、その孫、辻本圭介らの家族の物語であり、芝生のグラウンドを作る物語でもある。

 「芝生グラウンドを作る」という題材を、作家はらだみずき氏は綿密な取材に基づいて見事に描いている。基盤造成の方法から、苗の準備、芝生の植え付け、スプリンクラーの水音、フォークで雑草を抜く場面。ティフトン、ペレニアルライグラスという草種名、冬芝の種を播くという描写、芝生広場利用心得五箇条。小説「ホームグラウンド」はそうした場面が描かれた日本で最初の小説だ。
 本書の中に出てくる「芝生の広場があれば、人は必ず集まってくる」という言葉には、実際に芝生に関わってきた日本芝草学会関係者にも賛同する者は多いだろう。

日本の芝生は、景観としての芝生からスポーツターフへ、見るための芝生から利用するための芝生への大きな転換期を迎えている。かつての選ばれた選手による芝生の限られた利用から、学校校庭や芝生広場といったパブリックスペースでのオープンな利用へ向けて、現在では、良質の芝生を提供するという技術的課題のみならず、利用ルールや維持管理の方法、予算調達、環境負荷なども含めて検討されなければならなくなっている。
しかし、そうした状況や積み重ねてきた技術を、社会に十分に伝達できているか。上手くアピールできているかというと心許ない部分も多く残されている。いまや学会は、芝生の長所を明確にし、いかに伝え、どう運用し、普及するかということを大きな課題として抱えるに至っている。

 小説「ホームグラウンド」は、そうした状況についての作家からの一つの回答、あるいはメッセージとしても読むことができるだろう。

 

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2016年5月24日 (火)

芝生について語る

昨年の12月、ある学会を名乗る団体の理事の方から、一通のメールを頂戴しました。その手の世界とは縁遠い身ですので、危うく読み飛ばしてしまうところでしたが、学会の名前に目が止まりました。

その名は「日本芝草学会」。

「芝」という文字に注目している自分がいました。

メールには、こうありました。

日本芝草学会は、芝草・芝生についての研究、普及を行なっている学会です。このたび2016年度春季大会を2016年5月27日-29日に千葉大学西千葉キャンパスにて開催する運びとなりました。つきましては、サッカー小説家として幅広くご活躍中のはらだみずき先生に、ぜひ小説「ホームグラウンド」について、また「芝生に対する想い」についてのご講演を賜りたく、ご懇願申し上げる次第です。

まず驚いたのは、なぜ僕が芝生好きだとわかったのか、ということ。おそらく「ホームグラウンド」をしっかり読んでくださったのでしょう。

しかしながら、講演というのは、正直ほとんどやったことがありません。また、やりたいともあまり思いません。自分は小説家であり、語るべきことがあるのであれば、それは小説のなかのストーリーに練り込んだり、登場人物に語ってもらう、そうあるべきだとも思っています。

それでも今回は「芝」や「芝生」という文字に惹かれ、いったいどんな方たちの集まりなのだろうという興味を抱き、のこのこ会いに行きました。すると、その方面の話題ですっかり盛り上がってしまいました。皆さん、芝草に情熱を注いでいることを、ひしひしと感じました。「ホームグラウンド」を日本で初めての「芝生小説」と言ってくださったのもうれしく、結局引き受けることになった次第です。これまでお世話になった芝生、そしてこれからもお世話になるであろう芝生に対する想いを語れたら、幸いです。

シンポジウム『芝生に集う』

○植物がもたらす快適さの不思議

宮崎良文(千葉大学)

○芝生の魅力を伝える

小説『ホームグラウンド』を読む(対談) はらだみずき(作家)・秋篠周太郎(東洋グリーン(株))

○芝生に集う

グリーンキーパーの立場から。支配人の立場から

寺町章(泉カントリー倶楽部)

学会の大会誌のプログラムには、「スズメノカタビラの花序節に含まれる分げつ芽の発達」や、「校庭芝生化が児童の体力と障害予防に及ぼす効果の実態」など、専門的かつ興味深そうなテーマが並んでいます。

■日本芝草学会 春季大会案内
http://www.jsts-online.com/start/conference/2016spring

         

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2016年5月 6日 (金)

短編を書きました

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『小説新潮 5 2016MAY』

特集 青の時代 ~大人のための青春小説

「あの頃のにおい」 はらだみずき

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踏み出された一歩

熊本県を中心として発生している一連の地震により、活動を停止していたロアッソ熊本が、2日に全体練習を再開したと、発表がありました。15日には千葉とのアウエー戦。深い悲しみを背負いながらも始動したチームに、エールを送ります。

震災の情報に接するなか、庭の芝生の雑草を抜きながら、自分の家を失うということについてしばし考えました。そうしたとき、こうしている今も、ささやかだけれど幸せなのだと知ることができました。

ロアッソ熊本の一歩が、被災された方を勇気づける合図になることを祈っています。

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